そのAuroraの最新版「2017」が今月29日に発売される。これまで以上に直感的な操作、しかも短時間で完成度の高いものに仕上げられるという。
・こだわりたい人に
一眼レフなどだけでなく、今やiPhoneなどの携帯端末カメラにもHDR(ハイダイナミックレンジ合成)機能がある。露出が異なる複数の写真を撮り、それらを合成するというものだ。
写真にこだわる人はこれらのデータの編集をして、コレという作品に仕上げることができるが、Auroraはそのためのソフトウェア。
2017では既存のものよりより簡単に短時間で、そして細かな操作できるようになっている。
・自動処理でラクラク編集
最も使い勝手が良さそうなのが、バッチプロセッシング。写真データを取り込んでプリセットやファイルの種類などを選ぶと、自動的に必要な処理をしてくれるというもの。
もちろん細部にこだわりたい時は、コントラストやハイライトといったトーン、色温度、ストラクチャーなどそれぞれのスライダーを左右に動かして調整できる。
・偏光ツールで風景写真の質向上
また、偏光ツールを使えば、写真のクォリティーが一気に上がりそうだ。
例えば、空の写真。光の反射をコントロールすることで、浮かぶ白い雲をはっきり際立たせることができる。これは風景写真を多く撮る人にとって、かなり使えるツールだろう。
新バージョンでは全体的にアルゴリズムが改善され、そうした作業が短時間でできるようになっているとのこと。
MacでHDR写真を編集するという人は要チェックのこのソフト、価格は新規ユーザーが89ドル(約9100円)、Aurora HDR Proユーザーは49ドル(約5000円)となっている。
Aurora HDR 2017