ちなみに、これはドイツのエスリンゲンに拠点を置くスタートアップFestoにより開発中の製品である。
・赤外線カメラを搭載した室内GPSで蝶の位置を捕捉
なぜ蝶が空中をひらひらと舞うことができるのかと言うと、ここでカギを握るのが室内に設置された10個の赤外線カメラである。
赤外線カメラを使って蝶の位置を捕捉後、その位置データがコンピュータに送信される仕組みとなっている。
こうして、赤外線カメラ付きの室内GPSのおかげで、蝶の飛行ルートが調整され、蝶は室内空間をゆらゆらと舞うことができるのである。
・超軽量
重さについても本物の蝶と同様に再現されており、非常に軽量な材質で出来ている。
さらに、人工蝶に使用する材質を最小限に留めるとともに、機能の統合、人工蝶に搭載する電源ユニットの最小化にも成功している。
狭い空間を舞うことができるため、将来的には工場などでの活躍が見込まれているようだ。
eMotionButterfly