しかし、米国バーモント拠点のBudnitz社がカスタムメイドで手掛ける「Model E」は一見、電動アシストに見えない。
というのも、バッテリーが見えないデザインになっているから。見た目がクールなうえ、下り坂走行や逆向きのペダルこぎでバッテリーを充電するというスグレモノだ。
・ハブモーターにバッテリー内蔵
バッテリーは後輪ホイールのハブモーター部分に内蔵されている。
ハブモーター全体はピカピカに磨かれたアルミホイールで覆われ、かなりスタイリッシュな外観。傍目に電動アシスト自転車と認識する人はかなり少ないだろう。
・充電の手間いらず
加えて、Model Eの売りはバッテリーの充電が不要という点にある。
普通なら、走行で減ったバッテリーを充電する必要があるが、Model Eは下り坂を走ったり、ペダルを後ろ向きにこいだりすることで充電される。
実際、バッテリーは内蔵されているので取り外しは不可。普通の自転車と同じように使用しながらアシストを享受できる。
・パワー調整も可能
では、アシスト機能の性能はどうかというと、最大スピードは時速24キロで、32〜160キロの走行をサポートする。
どのくらいのパワーでアシストしてほしいかは人によって異なるだろうが、Model EではBluetoothで連携させる端末でモードを変えられるようにもなっている。
・世界最軽量
自転車のボディはチタン合金でできていて、開発元は「電動アシスト自転車としては世界最軽量」とうたう。
加えて、ユーザーの乗り心地にも重点を置いていて、ユーザーの体格や好みが反映されるよう、各部位の高さやアングル、長さなどを調整して組み立てるカスタムメイドとのこと。
かなり手の込んだ自転車だけに値段もそれなりで、1台あたり3950ドル(約40万円)〜。簡単に手を出せる額ではないが、興味のある人はこちらのサイトをチェック!