中国の工業デザインチームRoboeveが開発したプロダクトが、ITメディアの間で話題になっている。高さわずか85ミリ、重さ150グラム。世界最小でプログラミング可能なクモ型ロボット、「Xpider」だ。
・モデルはモンスターズインクのマイク
アイディア源は、ピクサーの大ヒット映画「モンスターズ・インク」。主人公の親友でギョロ目のモンスター、マイクから着想を得たという。彼の目玉をきょろきょろさせながら動くさまを、そのままプロダクトに落とし込んだのだとか。6本の足でちょこまかと動く様子は、確かにマイクに似ていなくもない。
本体は、インテルのエジソンボードと超小型モジュール、キュリーを元に製作。中央の目玉がカメラになっていて、ロボットが移動するたびに捉えた映像を、スマホ経由でユーザーへ供給する。小さなロボットの視野をそのまま体感できるところが、この製品の醍醐味だ。
物体や景色だけではなく、人間の顔もきちんと認識。セキュリティカメラとしても役に立ちそうだ。
・近々Kickstarterに登場予定
操作はもちろん、スマホアプリから。専用プラットフォームを使って、ユーザー自身で動きをプログラミングすることも可能だ。
現在はプロトタイプの段階だが、近々Kicstarterでクラウドファンディングを実施する予定。ギョロ目のミニロボットに、ぜひ注目してほしい。
Xpider