使うには、Automatic Linkという小型の機器を運転ハンドル下にあるデータポートに差し込む。米国では1996年以降に販売されている全てのガソリン車には、データ収集ができるコネクターがある。そこにAutomatic Linkを差し込むことで、運転や車に関するさまざまなデータをブルーテゥースで交信するiPhoneのアプリに送る仕組みだ。
アプリはスピードやブレーキの踏み込みなどのデータをキャッチし、急発進したり急ブレーキをかけたりすると、燃費によくないと警告してくれる。もちろん燃費のチェックもでき、燃費のいい運転かどうかをスコアで評価する。安全面では、万が一衝突事故を起こした場合、自動的に緊急通報してくれる。さらに「ガソリンタンクのキャップが開いています」などと車の異常や不調の報告機能もある。
Android版は現在開発中で今秋にも発表される見込みという。また、このサービスは当面の間、米国内限定だが、将来的には他国でも展開したいとしている。Automatic Linkの発売は5月の予定で、価格は69.95ドル。
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