そんな流れにいち早く着目したのが、この「Fledge」だ。取材形式で、企業と個人の新しい働き方の実例を紹介。ワークスタイルを模索している人(企業)にとって、これほど参考になるメディアはないだろう。
コンテンツを手がけるのは、創業6年目のえふなな。自称“旅する広報”、鶴見 美保(つるみ みほ)氏に、話を聞いた。
・100人いれば100通りの考え方と働き方がある
Q1:まずは、サービス提供のきっかけからお聞かせください。
「シゴトを楽しむ人、そして人生を楽しむ人を増やしていきたい!」そんな想いから、このメディアを立ち上げました。
弊社は「シゴトを楽しむ、人生を楽しむ」という理念の下、楽しむ手段の一つとして新しい働き方を取り上げ、実践しています。それを発信していく場の1つがこの「Fledge」です。「Fledge」を通して、よりハッピーになるきっかけを、一人でも多くの人に提供していきたいと考えています。
Q2:さまざまな働き方の取材をしていく中で、新たな発見はありましたか?
まさに発見の連続!特に企業取材の中で思うことは、企業カルチャーと働き方には、密接な関係があるということです。
すべての企業がむやみやたらに新しい働き方を導入すればいいかといえば、必ずしもそうではなく「カルチャーに合わせた働き方を試行錯誤しながら形作っていくこと」が大事なのではないかと思います。正解の形も決まっていません。10社あれば10通り、100人いれば100通りの考え方と働き方があるのです。
・“気付く”から“行動する”へ後押しできるメディアにしたい
Q3:コンテンツ作成にあたって最も苦労しているのは、どんなところですか?
単にコンテンツを発信するメディアで終わるのではなく、どうやって文章に想いをのせるのか、どんなデザインで楽しさを伝えるのか。リリースしたばかりですが、早くもサイトリニューアルに向けて、日々模索中です(笑)。
Q4:今後の展開について、教えてください。
「Fledge」に出会うことで「気付き、考え、行動し、人生がよりハッピーに変化する!」そんなメディアにしていきたいと、私たちは考えています。
単にコンテンツを読んでもらうだけでは、「気付き、考える」ところまでしか応援できません。今後は、実際に「行動する」というところまで後押しできるメディアを、作っていきたいと思っています。
インタビューはもちろん、コラムも充実している「Fledge」。その中には話題のホラクラシーなど、先端の組織作りについて、意見を述べているものもある。多彩な記事を参考に、自身の働き方について今一度、考えてみてはいかがだろうか。(取材・文 乾 雅美)
Fledge 〜働き方から考える、新しい人生の選択肢〜