それから、空港では電源探しに苦労することもある。充電ステーションには人が群がっているのが常だ。
そこで今回は、今人気を集めている米国・ニューヨーク発のスマートスーツケース「Raden」を紹介しよう。荷物を詰めたスーツケースの重量をアプリで確認でき、スマホなどの充電機能も備えているというものだ。
・マンハッタンに店舗
Radenはマンハッタンにあるショールームとオンラインで発売している。開発元によると、売れ行きは順調で、発売開始後わずか4カ月で売上は200万ドル(約2億円)にのぼった。
ブランド品でもないスーツケースとしては、かなり異例の売上と言ってもいいだろう。
・デバイスをいつでも充電
Radenが従来のスーツケースと何が違うかというと、まず挙げられるのが自動計量機能。Radenにはスケールが組み込まれていて、はかりに載せなくても自動で重さが計測され、ユーザーは専用アプリで確認できる。
それから、バッテリー(取り外し可能)を内蔵し、またUSBポートも搭載しているので、いつでもスマホなどの端末を充電できるという点も現代人のニーズに応えている。
バッテリーの容量は7800mAhとたっぷりあるので、旅行中、バッテリー不足に悩まされる心配がなくなる。
・超過料金の有無をアプリでチェック
もう一つ、専用アプリがスマートなのも見逃せない。利用する空港まで車や電車でどれくらいかかるか、目的地の天候などもチェックできる。
加えて、スマホとBluetoothで連携するRadenの重量が、利用航空会社の荷物の制限重量内に収まっているかわかるのも便利だろう。
・カラー豊富で2サイズ
カラーバリエの豊富なRadenは2サイズあり、機内持ち込み用が295ドル(約3万円)、それよりもひとまわり大きく持ち込めないタイプが395ドル(約4万円)となっている。
普通のスーツケースとさほど変わらない価格設定だけに、検討する価値は十分ありそうだ。
Raden