パソコンの動画やタブレットの写真を画面の大きなテレビで観る、といったことが最新バージョンでは拡張機能を使わずに利用できる。
・満を持しての脱ベータ版
2年前に始まったChromecast機能は、これまでChromeの拡張機能として提供され、今回の機能統合に先立ってはベータ版を展開してきた。
この間、転送できるデバイスとしてChromecast Audioをリリースしたり、メーカーと提携してChromecast対応機器を増やしたりしてきた。今回の機能統合でさらなる利用増を見込む。
・数回のクリックで画面転送!
すでにChromeを利用している人は、最新バージョンにアップデートすると、Chromecast機能を使える。
ページにCastのアイコンが表示されるようになるので、ユーザーは数回クリックするだけで動画やスライドショーといったコンテンツをChromecast機器に映し出すことができる。
Googleによると、Chromecastの利用は着実に増えており、過去には1カ月だけで利用が3800万回以上を数えたこともあったという。
デジタルコンテンツをシームレスに、そして快適に楽しむのが当たり前の時代になったようだ。
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