スマートフォンと専用ペンを使って、手書きで書いた文字やイラストをそのままデジタルデータ化して、リアルタイムで共有できるというもの。
使うのは専用アプリをインストールしたスマートフォン、専用のペン。スマートフォンのカメラを活用し、専用ペンに含まれる光を放つ物質をカメラが追跡する仕組みだという。
・ペンは2種類のタイプ
専用ペンには2タイプあり、1つはボールペンタイプで、ノートなどの小さいページやスペースに書くのにピッタリ。カラーは数種類を用意。
もう1つはマーカータイプで、ホワイトボードのようなより大きい表面のものに書くのに適している。マーカーはホルダーに入れて使う形式になっていて、中身のマーカーは自由に取り外して交換ができる。それぞれボールペンタイプが15ドル(約1500円)、マーカータイプが25ドル(約2500円)。
・専用ホルダーが安全にスマホを固定
また、オプションのスマートフォン固定用ホルダーも用意。ホルダーにスマートフォンをセットし、強力マグネットやスクリューを使ってホワイトボードや壁などに固定すれば、安定した状態でスマートフォンカメラが手書きデータをトラッキングできる。ホルダーは20ドル(約2000円)。
専用のアプリは月額5ドル(約500円)で利用可能。セキュリティ面に配慮されたデータベース上で、データはまとめて管理される。
ユーザーはアプリを使って、手書きデータをスキャン&リアルタイムでアップロードしたり、チームメンバーがデータベースを閲覧できるよう招待できる。
今のところ、iPhone 5S以上のバージョンに対応していて、Android版は現在開発中。
・Indiegogoで出資を募集中
プロジェクトの会議中に電話では伝わりにくいことを、ホワイトボード丸々の情報をそのままアップして、一目瞭然で状況を伝える……といったように、チームメンバーが世界のどこにいても、いつでもリアルタイムでデータをフォローできるようになるメリットは大きい。
「Pixcil」はクラウドファンディングサイトIndiegogoで出資を募集中。
Pixcil