「Memoto」のカメラは非常に小型で軽量なため、洋服の襟元などに装着することができるほど。この「Memoto」のカメラは、自動的に30秒ごとに写真を撮影する。ユーザーはいつものように普通に活動したり、出かけたりして日常生活を過ごしているうちに、カメラが日々のシーンを自動で撮影してくれる。この撮影間隔は変更も可能で、カメラはさまざまな天候に強い仕様が施されているので安心。
カメラには時計とGPSが内蔵されているため、撮影された写真は、“時間”と“場所”で検索することもできる。写真はタイムラインで並べられ、1日約30枚程度の、それぞれのシーンを代表したキーフレームで表示される。自動撮影される写真は、多くて1日4GB、年間で1.5TBもの膨大な量になる。そのため「Memoto」では、無制限の写真保存ストレージサービスを提供しており、購入者は1年間無料で利用できるようになっている。その後は、1ヶ月の定額制でサービスを利用し続けることが可能だ。また、カメラの電池のもちも気になるところだが、「Memoto」の電池は、1度充電すると約2日間連続使用可能で、4000枚の写真を撮影できるほど、長持ちなので心強い。
「Memoto」は個人で利用することに特化しているため、今のところソーシャルメディアで直接シェアする機能はもっていない。スウェーデン発のこのプロジェクトは、現在「Kickstarter」でプレオーダーを募集しており、すでに55万ドル以上の資金を集めている。1年間の無料ストレージサービス付きで1台279ドルの「Memoto」は、今年の4月に提供が開始される予定。
Memoto