たとえば、日記形式の個人ブログや、フェイスブック(Facebook)やインスタグラム(Instagram)に代表されるソーシャルメディアなどの媒体に、テキストや画像、位置情報を記録することも、ライフログのひとつといえる。
・フェイスブック出身のエンジニアが開発した新しいライフログアプリ
「Fabric(ファブリック)」は、フェイスブック出身のエンジニアたちが開発したライフログアプリ。
フェイスブックやインスタグラムなどのソーシャルメディアとアカウント連携させることで、これらのプラットフォームに投稿したデジタルデータを自動的に整理し、Googleマップに似たインターフェイスに表示する仕組みとなっている。
デジタルデータは時系列でも整理され、フェイスブックのタイムライン機能のように、特定の時期に記録したデータのみを抽出することも可能だ。
・ソーシャルメディアと連携し、“自分史”を自動生成
一般的に、フェイスブックやインスタグラムといった従来のソーシャルメディアは、他のユーザーとのコミュニケーションに主眼が置かれてきた一方、「Fabric」は、ユーザーの行動履歴の記録を主たる機能に位置づけている点が特徴。
また、個々のデータの収集にとどまらず、これらを位置情報や時系列で整理し、ユーザーの軌跡をストーリー仕立てで記録しようとしている点で、“自分史”を自動生成してくれるツールとしても活用できそうだ。
Fabric