それらのコントロールを、1つに集約できる“魔法の杖”がクラウドファンディングサイトKickstarterに登場した。米国ロサンゼルスのスタートアップが開発した「Moband」だ。
・アプリで環境設定
杖としたが、Mobandは実際に握りやすいスティック状。ほとんどの家電製品のコードに対応し、専用アプリで環境設定できる。
家電は15台までコントロール可能で、Mobandに付いている小さなOLEDディスプレイで操作する家電を選択できるようになっている。
・コマンドのカスタマイズも
実際に家電をMobandでコントロールするには、Mobandを手に持って動かす。上下左右に振る、回転させるなど10の動作がデフォルト設定されている。
こうした動きをすることで、テレビのスイッチをオンにするなどの操作ができる。
また、動作とコマンドのカスタマイズにも対応していて、例えば空中にハート形を描いてテレビと照明を消してオーディオをオンするといったこともできる。
・部屋もすっきり
Moband では15台までコントロールできるので、ソファに座りながらステレオの音量を調整し、掃除機ルンバを動かして、空気清浄機をオンにするということも夢ではない。
利便性が向上するのはもちろんのこと、リモコンが不要になるので部屋をすっきりとさせるのにも役立ちそうだ。
Moband は現在、Kickstarterで139ドル(約1万4000円)〜となっている。出資期限は9月22日まで。
Moband/Kickstarter
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