子どもの送り迎えを代行する配車サービス「HopSkipDrive」や、スマホアプリで子どもの子守りをすぐに依頼できる「Hello Sitter」など、Uberに代表されるオンデマンド型サービスが、近年、子育てサポートサービスの分野にも広がってきた。
これらのサービスは、今後ますます、多忙な保護者にとっての“セーフティネット”となっていくかもしれない。
・子ども向け配車サービスとシッターサービスをワンストップで提供
米サンフランシスコ・ベイエリアで展開する「Kango」は、子どもに特化した配車サービスとシッターサービスとをオンデマンドで提供している。
「Kango」の会費として月額9ドル(約900円)を支払う保護者が、スマホアプリを介し、配車サービスやシッターサービスを依頼すると、条件に合った専門スタッフが、保護者に代わって、子どもの送迎や子守りをする仕組み。
「Kango」に登録されているドライバーやベビーシッターは、地元の教員経験者や育児経験者、ベビーシッターなど、いずれも3年以上の保育経験を有しており、希望すれば、保護者が直接、候補者と事前に面接することも可能だという。
配車サービスの利用料は、移動距離や時間に応じて16ドル(約1600円)から設定され、シッターサービスは、子ども1人あたり1時間15ドル(約1500円)から20ドル(約2000円)で算出される。
・仕事と子育てを両立する親たちをサポート
「Kango」は、子ども向けの配車サービスとシッターサービスをワンストップで利用できるのが特徴。
働きながら子育てに奮闘するパパ・ママをサポートするプラットフォームとして、今後のさらなる展開に期待したい。
Kango