ペルソナと呼ぶ、自分が情熱を注いでいる分野を設定すると、志を同じくする人とつながれるというものだ。
・経歴は不要
読者の中には、Googleがかつて展開していたSNS「Orkut」を覚えている人もいるのでは。Helloは、Orkutの開発者によるもので、まさにOrkut後継版と言える。
Facebookなどと違い、Helloでは「出身地」や「出身校」などのプロフィールは不要。純粋に自分の好きな分野で誰かとつながることを目的としている。
・コメントで情報交換も
使うにはまず、「野球」「スケートボード」「写真」「旅行」「グルメ」「音楽」など100以上もあるジャンルの中から自分にぴったりのペルソナを5つ選ぶ。
そしてペルソナを指定して写真を投稿すると、同じペルソナの人がそうした写真を閲覧できるようになる。逆の場合も然りだ。
投稿については、Facebookでいうところの「いいね!」のようにハートマークで意思表示したり、コメントしたりすることができる。
例えば、「登山」が好きな人は、同じ趣味の人が世界あちこちで撮った山々の写真を楽しめ、コメントを介してガイドブックには載っていないような生情報を得ることができるかもしれない。
Helloは現在、米国やカナダ、イギリスなど8カ国で利用でき、さらに今月末までにドイツなど3カ国がサービスエリアに加わる。日本での早期展開も期待したいところだ。
Hello