ストレス関連の研究を行っているHeartMath社が開発した。使うにはまず、専用のセンサー付きクリップを耳たぶにつけ、アプリをダウンロードしたiPhoneやiPadなどのiOS携帯端末につなぐ。すると画面に心拍数や心拍リズムのパターンがグラフで表示される。こうしたデータをもとに、アプリが「大きく呼吸をして」などの指示を出し、心拍と呼吸のバランスを調整する。ユーザーは呼吸に集中することで自身を落ち着かせ、リラックスした状態を得られるという。
このアプリの特徴は、心拍数や心拍パターンからリラックスの度合いがグラフ上で色分けして表示されることだろう。調和がとれた状態は緑、まったく調和がとれていない場合は赤、その中間は青で表され、ユーザーは自身の状態が一目で分かる。スタートから調和がとれる状態になるまでにかかった時間なども表示され、そうした記録を保存し分析に利用することもできる。
クリップは99ドル、アプリは無料でダウンロードできる。
HeartMath