![RoVa4D](https://techable.jp/wp-content/uploads/2016/08/RoVa4D.jpg)
今度は、エクストルーダー(押出機)が5つに増え、前バージョンより大型になった。
・CMYK+ホワイト、フルカラーで出力できる3Dプリンター
だが、1番の特徴はフルカラーで出力ができる点だ。インクジェットプリンターでは、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色をミックスして1つのカラーを調合するが、「RoVa4D」ではその4色にホワイトのフィラメントが加わっている。これはインクジェットと違い、白い紙に印刷するわけではないため。
各カラーは独立して収容されていて、ブレンドされ1つのノズルから排出される仕組み。
![RoVa4D3](https://techable.jp/wp-content/uploads/2016/08/RoVa4D3.jpg)
プリント時にはこれらを切り替えて調整をおこなえる。基本4色を組み合わせることで、どんなカラーでも再現できるのが大きな魅力。
・異素材をブレンドすることもできる
しかし、「RoVa4D」ができるのはそれだけではない。さまざまなPLA樹脂などの素材をブレンドすることで、硬いもの、柔らかいもの、どちらも出力できてしまうのだ。
エクストルーダーに5つの別素材をセットして、ミックスされた素材が1つのホットエンドから排出され、基本4色を組み合わせるのと同じようにして、新しい素材で出力することができる。
![RoVa4D2](https://techable.jp/wp-content/uploads/2016/08/RoVa4D2.jpg)
・すでに目標額の6倍超えの資金を集める
色も素材も選択次第で自由度満点の3Dプリンターは、目標金額2万5000カナダドル(約192万円)のところ、13万カナダドル(約1000万円)以上を集める人気ぶり。8月24日まで出資を受付中だ。
RoVa4D