その際、手元にスマホを置いてチェックすることが多いという人は必見の鏡がクラウドファンディングサイトKickstarterに登場した。
米国ニューヨークのスタートアップが開発した「Perseus」。天気や交通情報といった各種情報、テキストメッセージ、ビデオなどを表示することができるスマートミラーだ。
・鏡の一部をディスプレイ化
使うには、コンセントをつないでWi-Fiに接続させ、スマホに専用アプリをダウンロードするだけ。すると、Perseusは鏡という本来の機能に加え、ディスプレイとしても使えるようになる。
何ができるかというと、まずはFacebookなどSNSのアップデートやテキスト、天気予報、カレンダーなどの表示。忙しい朝に身支度を整えながらそうした情報をチェックできるのは便利だろう。
また、行き先を設定しておけば、目的地までの交通情報(電車の遅延や高速道路の混み具合など)をアップデートしてくれる機能も重宝しそうだ。
・内蔵カメラで自撮り!
急いでいなければ、身支度を整えながらビデオをストリーミングするのも良さそう。スポーツのハイライトを観ながら髭を剃ったり、Youtubeビデオを参考にしてメークをしたり。視線を鏡と端末の間で行ったり来たりさせる必要がなくなる。
また、鏡にはカメラも内蔵されていて、自撮りすることも。髪型などを記録するのに使えそうだ。
・音声操作が可能
しかも、鏡を使うときは大抵両手がふさがっていることを想定して、Perseusは音声操作にも対応。開発元によると、現在は英語のみだが、他の言語にも広げていく見込みだ。
家の中では電化製品や家具、鍵などのスマート化が進んでいるが、鏡は意外に“盲点”かもしれない。鏡の前で長い時間を過ごす人ほどPerseusがあると便利だろう。
Kickstarterでは現在、209ドル(約2万1000円)〜の出資で入手できる。出資期限は8月29日、発送は2017年4月を予定している。
Perseus/Kickstarter
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