そして、2016年7月、この代表的なカメラブランドを冠した新しいスマホアプリ「Polaroid Swing(ポラロイド・スイング)」がリリースされた。
・クリアでスムーズな“動く写真”が撮影できる
「Polaroid Swing」は、1秒間の無声ショートムービーを撮影できるアプリ。
超ショートムービーの撮影ツールとしては、シャッターボタンを押す前後1.5秒づつの映像と音声を保存するiPhoneの「ライブフォト」や、1秒間に5枚の画像を撮影し、これをオートリバースの動画として再生する「Boomerang」など、すでにいくつかリリースされている。
これら既存のものに比べ、「Polaroid Swing」は、1秒間あたり60コマの高速度撮影により、クリアでスムーズな画質が特徴だ。
また、「Polaroid Swing」では、スマートフォンの本体を左右に傾けたり、指を画面の上で左右に動かしたりすることで、コンテンツを早送りしたり、巻き戻したりすることもできる。
・新たなビジュアル表現への可能性の広がり
ビジュアルでの表現や発信は、言語の壁を越え、より直感的に伝わりやすいもの。
従来の画像や動画のみならず、両者のちょうど中間のような超ショートムービーという新たなコンテンツが高品質で撮影できるようになれば、ビジュアルによる表現手法も、より多様になるだろう。
「Polaroid Swing」は、モバイル時代の新しいビジュアルコンテンツを創造するツールとしても、大いに可能性を秘めている。
Polaroid Swing