米セブンイレブンはこのほど、ネバダ州リノでドローンを使った商品の配達を実施。店舗から1.6キロ離れた民家に、GPSなどを使いながら商品を届けることに成功した。
・スタートアップと提携
ドローン配達は、セブンイレブンとパートナー提携を結んでいるドローンスタートアップFlirteyが行った。
注文のあったチキンサンドウィッチ、ドーナッツ、コーヒー、キャンディ、スラーピー(フローズンジュース)を2つの入れ物に分け、それぞれドローン配達した。
ドローンは自動で飛行し、客の住宅に到着すると商品の入った入れ物が地面に降ろされ、それを客が回収した。
・エリア拡大は未定
Flirteyによると、同社が手がけたドローン配達は今回が初めてではない。2015年にも行っているが、ただしそれは医薬品の運搬で、商業ベースとしては今回のセブンイレブンの配達が初となる。
商品配達にドローンを活用する動きはAmazonなどにもあるが、今後はこうした流れが加速することを予感させる。
なお、セブンイレブンは今後もドローン配達を継続展開していく方針だが、サービスエリア拡大の時期などはまだ決まっていないという。
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