ネットの中でさまざまなことを実現できる昨今。消費者の“リアルな場所での体験”が、より重要な意味を持つようになってきている。

例えば、今流行のフェス。出かける理由も、さまざまだ。その場で感動したいからという人もいれば、SNSでシェアしたり、ブログにアップするために赴く人もいる。それが、IT時代における消費者行動の実体であり、ここに現代マーケティングのヒントが多く隠されているのである。

そこに着目したのが、「COMPASS（コンパス）」というウェブメディア。リアルイベントとSNSの2軸に特化した、密度の高い記事を配信。個人ユーザーの情報収集から企業の戦略サポートまで、幅広く役立ちそうなネタが満載されている。

提供元は、SNS専用フォトプリンターでおなじみのSnSnap。COMPASS編集長の石井 リナ（いしい りな）氏に、詳しい話を聞いた。

・リアルイベントとSNSマーケティングの指針をとるメディア

Q1:まずは、「COMPASS」提供のきっかけから、お聞かせください。

SnSnap社は、リアルイベントにおいて、SNSマーケティングを提供している企業です。年間で200件を超えるイベントに出入りしていることもあり、イベントマーケティングやSNSマーケティングにおいては、ノウハウが蓄積している企業だと自負しています。

マーケター向けメディアが増える中で、イベントマーケティングやSNSマーケティングに対し、専門として最新情報を発信しているメディアや情報は少なかったため、自分たちで発信していこうという運びになりました。

Q2:「COMPASS」とは、どんなメディアなのでしょうか。コンテンツの特徴など、詳細について改めて教えてください。

「COMPASS」は、リアルイベント・SNSマーケティングの指針をとるメディアです。そのために、イベントマーケティングとSNSマーケティングを中心に、インタビューやノウハウ記事など、国内外問わず情報を発信していきます。また、弊社のプロダクトやサービスに関わらず、（各方面からの）情報提供をしてまいります。

・オフラインの場でのイベント開催も予定

Q3:コンテンツ作りで今最も苦労されているのは、どんな点でしょうか。

書き手が少ないことです。ノウハウのあるマーケターやイベンターの方々は多いかと思いますが、すでにライター業をしていたことのある方が少ないと思っています。ご興味のある方は、どうぞご連絡下さい！（笑）

Q4:今後の展開について、教えてください。

リアルイベントの開催などを、予定しています。オンラインのウェブメディアだけではなく、オフラインの場も提供して、マーケターやイベンターの皆さまに愛されるコミュニティを、作っていきたいと思っています。

企業のキャンペーン事例なども、多く掲載されている「COMPASS」。駆け出し中のメディアではあるが、今後に期待したい。

COMPASS