「Suli」は、1年前クラウドファンディングサイトIndiegogoで資金集めに成功した、チリ発のデバイス。
アウトドアに便利な手のひらサイズで持ち歩きやすく、リュックやカバンにぶら下げたり、自転車のハンドルバーに設置して安全ライトとして用いたりできるほか、ボトルの口にセットして即席のランタンに変身させてしまう。用途によって使い分けよう。
・専用アクセサリを使い分けよう
それを可能にしているのが独自の3Dプリント製のアクセサリ。ライトの外側にベーシックリングをつけ、リュックにストラップのようにぶら下げたりできるようになる。
何といっても、ボトル用マウントを普通のペットボトルなどの口にセットすることで、簡易ライトにしてしまえるのが面白い。
やわらかく周囲に光があふれ、照らし出すので、アウトドアにピッタリの雰囲気だ。
ほかにも自転車用マウントを使ってハンドルバーにライトを設置したり、吸盤マウントを取り付けて窓ガラスにくっ付けたり、透明な杭型アクセサリでやわらかい地面に突き刺してライトを固定したり……など、さまざまな使い分けが可能なのが大きな魅力。
・ソーラーパネルでバッテリーを充電
本体は単四電池で動作し、背面側に設置されているソーラーパネルによって充電をおこなう。充電所要時間は、太陽光でおよそ6~12時間ほど。
最大25ルーメンの明るさを誇る。5つのモードが用意されていて、使い方にもよるが、約60時間の連続使用が可能だ。
・オープンソースで3Dモデルデータを公開
ただいま公式サイトでオーダーを受け付けており、市場価格37ドル(約3920円)のところ、31.5ドル(約3340円)、各アクセサリは15ドル以下の価格となる見込み。
開発元のSULI LABではオープンソースでデータを公開しているので、興味がある人は無料で3Dプリントファイルを利用することができる。
Suli