日焼け止めクリームを全身に塗るのは、意外と手間がかかり、背中など、手の届きにくいところまで、むらなく塗るのは、至難の業だ。
そこで、世界で初めて、自動スプレー式の日焼け止めブースが米国で開発された。
・たった10秒で、日焼け止めを全身に!
米コーネル大学出身のクリステン・マクレラン(Kristen McClellan)さんが2008年にニューヨークで創設したスタートアップ企業「SnappyScreen(スナッピー・スクリーン)」は、ブース型の日焼け止め専用自動塗布システムをリリース。
ブースの中で立ち、15、30、40の3種類からSPF値を選んで、身長を設定すると、ミスト状の日焼け止めが噴射される仕組みで、たった10秒浴びるだけで、頭の先からつま先まで、日焼け止めを全身に塗ることができる。
全天候型のシステムとして設計されており、砂漠地帯や熱帯地域といった厳しい気候のもとでも設置できるのも利点だ。
・リゾートホテルやビーチなどで需要あり
この日焼け止めシステムは、すでに、フォーシーズンズホテルやグランドハイアットなど、米国内の高級リゾートホテルに設置されているほか、カントリークラブ、プール、ビーチなどでも、需要が見込まれているという。
日本でも、レジャー施設を中心に、大いにニーズがありそうだ。
SnappyScreen