2つのレンズで同時撮影して合成することで360度映像となるというもの。日常で使うiPhoneで撮影できるので、すぐに友達とシェアするのに便利そうだ。
・差し込むとアプリが自動起動
Insta360 Nanoはやや大きめのメモリスティックといった外観。わずか70グラムと軽量ながら画角210度のレンズ2つを搭載している。
使うには、Insta360 Nano をiPhoneのライトニングコネクタにさす。すると、自動的にアプリが立ち上がるので、写真かビデオかを選んでシャッターボタンを押すだけ。
ビデオ撮影の時は、メーンカメラが捉えている映像がスクリーンに大きく映し出され、その右下にインカメラの映像も表示される。その2つの映像が自動で360度映像に合成され、アルバムに保存される仕組みだ。
・撮ってすぐシェア!
撮影したビデオや写真はアプリのプレビューでスクリーンを指で動かしながら視聴できるほか、GoogleのCardboardなどでも楽しめるとのこと。
また、撮影データはiPhoneに保存されるので、すぐに友達とシェアするのもありだ。FacebookなどのVR対応ソーシャルメディアで公開してもいいだろう。
・7月30日、米国で発売開始
その他のスペックとしては、解像度は3040×1520、F値2.0。バッテリーは800mAhとなっている。
現在、米国Amazonでプレオーダーが可能で、価格は199ドル(約2万円)。7月30日発売開始となっている。
唯一、撮影の際はライトニングコネクタ部分が上に来るようiPhoneを逆さまに持つ必要があることが難点と言えなくもない。しかし、専用のカメラを買わなくてもiPhoneで手軽にいつでも撮影できるメリットの方が上回りそうだ。
Insta360 Nano