今回、Open Knitをさらにバージョンアップさせた編み物マシン「Kniterate」が話題となっている。
・Open Knit開発者が発明
Open Knit技術を開発したのは、ジェラルド・ルビオ氏。大学4年の時、あくまでも趣味のつもりで作成したため、世間からのあまりの反響ぶりに驚きを隠せなかったという。
各地にてワークショップを開催し、多くの人々からのフィードバックを得るたびに、「編み物マシンを作りたい」という思いが募るようになり、その後仲間を求めてロンドンから中国・深セン市へ移住。
紡績業に詳しい専門家やエンジニアらとチームを結成を経て、次世代の編み物マシン「Kniterate」が誕生した。
ネット上で編み物を体験可能に
現在、インターネット上では、編み物を体験できるプラットフォーム「Kniterate」(β版)を公開している。もちろん、毛糸や針は不要だ。
Eメールとパスワードをあらかじめ設定しておけば、いつでもどこでも無料で編み物を体験することが可能である。
・縫い目がない
機械とはいえ、仕上がりもなかなか精工。
縫い目がなく、きれいな仕上がりが特徴的である。仕上がり後も人目を気にせず、堂々と着用することができるだろう。
・3種のアイテムに対応
「Kniterate」では、「スカーフ」「帽子」の中から、自分が今作りたいアイテムが選べるようになっている。サイズや色が自由に設定できるため、自分好みにカスタマイズ可能である。
間もなく、ジャンパーも3Dプリンタで手軽に作れるようになる。
「Kniterate」の正式版については近日、海外のクラウドファンディングサイト「KickStarter」に登場予定。
Kniterate