このテーブルには、食べ物を調理し、飲み物を冷やすための技術が組み込まれている。
つまり、キッチンでの作業をテーブル上で行なうことができるのだ。
・テーブルに適している、火、水、衝撃に強い陶製素材
「SMARTSLAB TABLE」と名付けられたこのテーブルの表面は、最新技術の「SapienStone」という素材で覆われているが、これはわずか6mmの陶製材料だという。
実質的に破壊できないため、火事や霜、熱衝撃、かすり傷、微生物といったものに影響を受けない点が特徴だ。
陶製のパネルの下には、42.5°Cの温度を正確に保つことができる円形の発熱体や、-5°Cの温度をキープする冷却素材が組み込まれている。
このテーブル一つで、パスタを茹でたり、シャンパンのボトルを冷やし続けることができ、さらに完成した料理をすぐに提供し、適温の料理を長く楽しむことができるのだ。
・人気シェフからも高い評価。レストランでも導入?
実際に、イタリアのミシュラン三ツ星レストラン「オステリア・フランチェスカーナ」のシェフ、マッシモ・ボットゥーラは、レストランのキッチン再開発の際にこのテーブルを使用し、高い評価の声を残している。
世界中のレストランでこのテーブルが導入される日も近いかもしれない。
Kram/Weisshaar