イギリス発のBluetooth対応の自転車ベル「Blubel」で、専用のスマートフォンアプリと連動し、さまざまなナビゲーションをおこなってくれる。
IBMとEuropean Space Agency Business Incubation Centreのサポートを受け、開発が進められているところだ。
・LEDライトが点灯・点滅してお知らせ
「Blubel」本体のかたちは円形になっていて、マットタイプのシリコン製で手にしっくりなじむ。円の外周に沿うようにして、12個のLEDライトが設置されており、これが点灯・点滅することで、ユーザーへの視覚的なアラートとして機能する。
右折するポイントではライトが右回りに点滅し、左折時には左回りに点滅するといった具合。さらに、次のターンポイントが近づくと、ブザーが鳴り、音でもお知らせしてくれるという。
ずっと点灯したままのLEDライトは最終目的地を示しており、目的地方向を常に把握しながら通行できる。そして目的地に到着したら、すべてのLEDライトが点滅してお知らせする。
こういったナビゲーションのおかげで、ユーザーはスマートフォンに注意をそがれることなく、道路に注目したまま運転ができるというわけだ。
・専用アプリから設定や履歴のチェックをおこなう
使い方はとてもシンプル。ユーザーはまずアプリから目的地を設定し、“Go”ボタンを押す。するとアプリと「Blubel」本体の連動がスタートする。
アプリから、ルートや所要時間、消費カロリーなどが記録されたこれまでの走行履歴をチェックしたり、デバイス本体の設定をカスタマイズすることが可能だ。
・自転車を停めた場所をマップ表示!
駐輪した自転車の場所をマップに表示する機能があり、停めた場所をうっかり忘れがちなユーザーをサポート。
また、ベルが多く鳴らされた場所を“注意エリア”としてマップに表示してくれるのもありがたい機能だ。
1度充電すれば、およそ2週間電池がもつという。
早くも超早期予約価格35ドル(約3500円)、40ドル(約4000円)のプランは売り切れ。興味がある人はお早めにチェックを。
Blubel