そんな中飛び出した「COMMY(コミ―)」は、SNSに社会性をプラスした興味深いサービス。SNSを通じて各分野のエキスパートと交流しながら、自身をブラッシュアップさせていくという、会員制オンラインサロンだ。
提供元は、オウンドメディアの構築・運営など、多彩な事業を展開するINCLUSIVE。第3メディアマーケティング本部 COMMY事業責任者、鍋田 修彦(なべた のぶひこ)氏に、話を聞いた。
・才能ある人が活躍するための出口として提供
Q1:まず、サービス開発のきっかけからお聞かせください。
弊社ではウェブ主体の自社メディアおよび、放送局や出版社と組んだオウンドメディアを運営していますが、それに留まることなく、これまでのノウハウを生かしたメディアソリューション事業を展開していきます。
本サービスは、その一環です。例えば弊社の媒体で書いていただいているライターやエディターのように、豊富な専門知識や表現力を持つ人は世にたくさんいますが、そんな人たちがより活躍できるための出口をご用意できれば、と考えて始めました。
Q2:「COMMY」と他のSNSとの決定的な違いは、どこにあるのでしょうか。仕組みや特長とともに、詳しく教えてください。
一口にSNSと言ってもいろいろですが、「COMMY」は有料制のクローズドなSNSで、各分野のエキスパートにコミュニティのオーナー(主宰者)になってもらっています。
ユーザーは興味関心のあるコミュニティに課金し、オーナーのコンテンツを読んだり、オーナーやユーザー同士で議論したり、リアルイベントに参加して、つながっていくことができます。外部からはその内容が分からないため、外部の目を気にせず深い話ができる点が、他のSNSとは異なります。
・コミュニケーションを通じて知的好奇心が促進される
Q3:本サービスを利用することで、ユーザーはどのようなメリットを得るのでしょうか。
ビジネススクールやカルチャースクールのように、手軽に日々の生活や仕事にプラスになるような学びができたり、趣味がますます楽しくなるようなエッセンスを、各サロンに散りばめています。
オーナーからのノウハウ伝授や、コミュニケーションを通じて、ご自身にとって“知る”“楽しむ”という部分で、プラスになればと思います。
Q4:SNS主流社会の中で、「COMMY」をどのようなサービスに成長させたいとお考えですか。未来への展望をお聞かせください。
自身の才能を多くの人に認めてもらい、生業にしたいと願う人はたくさんいます。「COMMY」は、そんな人たちにもコミュニティを開放し、ファンを作りながら彼らの後押しを受け、活躍の道が拓けるような“セルフブランディングプラットフォーム”にしたいと思います。
ある程度の支持を受けたキラリと光る人が出てきたら、放送局、出版社などとのネットワークも生かして、メディア露出の機会を設けるなど、活躍をバックアップしていきたいですね。
現在は食・旅行・社会・政治経済・経営などの第一人者10名が、サロンを開設。公的なブログやSNSでは語りきれない耳寄りな情報を、随時披露していく予定だ。自分をブラッシュアップさせたい人、まずはサイトをのぞいてみよう。
COMMY