「ZUNGLE Panther」は、骨伝導スピーカー内蔵型サングラス。装着するだけで音楽や通話が楽しめる、眼鏡型のヘッドフォン。LAを拠点に活動するスタートアップ、ZUNGLEによって開発された画期的な製品だ。
・骨を振動させて音波を送信
骨伝導スピーカーとは一体、どういうものなのか。ポイントは、サングラスのつる部分に内蔵されたサウンドシステムにある。
このシステムが耳周辺の骨を振動させ、頭蓋骨に向かって音波を送信する。接続はおなじみのBluetooth。ミュージックデバイスとつなげば音楽が、スマホにつないで内臓されているマイクを使えば、ハンズフリーで通話が楽しめる。
最大のウリは、その安全性。耳をふさがないので、音楽を聴いていても外の音がよくわかる。近年取沙汰されている“ヘッドフォン事故”も、これなら回避できそうだ。
・つる部分のジョグダイヤルで操作
操作は、つる部分につけたジョグダイヤルで。電源のオン・オフ、選曲や音量の調整は、すべてここで行う。
はたから見れば、普通のスタイリッシュなサングラス。よほどヴォリュームを上げない限り、音楽を聴いているようにはとても見えないだろう。ファッション性を損ねず利用できるのも、このプロダクトの大きな魅力だ。
レンズのカラーはブラック、ブルー、レッドなど7色。気分に合わせて、着せ替え可能。重さは45グラム。一般的なサングラスと同じくらい軽量だから、気軽に使うことができる。
プロジェクト公開は、7月16日まで。支援は99ドル(約1万350円)から。年内には、発送される予定。
ZUNGLE Panther/Kickstarter