これをもって、洗濯から洗濯物の乾燥・折り畳みまでの一連の工程が機械化されることになる。
・米国のスタートアップが開発
注目の洗濯物折り畳みマシン「FoldimateTM」を開発したのは、米国のカリフォルニア州サニーベールに拠点を置く製品開発のスペシャリスト集団、Foldimate社だ。
世界で最も優れたスタートアップに対して贈られるAUTOMATICA2016の「スタートアップ世界賞(サービスロボット部門)」候補のファイナリストにも選出されており、今最も熱いスタートアップである。
同社は2016年3月、トップブランド・小売業者が抱える悩みを解決するサイト「Brand & Retail」を運営するPlug and Play社と業務提携契約を締結。今後、主力製品である「FoldimateTM」はトップブランド・小売業者の業務効率化に多大な貢献を果たすことになるであろう。
・1分以内で完了
我々人間に唯一課された任務は、クリップの付いた備え付けのハンガーに洋服をかけることだけである。その後は洗濯物の折り畳みからしわ取り・アイロンがけ・香水の噴きかけまで、すべて機械が代理で行ってくれる。
1枚の洗濯物を畳むのにかかる時間は10秒以内。しわ取りには20~30分と多少の時間がかかるものの、洗濯物をマシンに投入してから折り畳まれた状態で出てくるまでの一連の工程が1分以内で完了する。
・家庭用も製品化予定
米国では、家庭用の洗濯物折り畳みマシンを望む主婦が多いという。
その主婦の期待に応えるべく、近日「FoldimateTM」の家庭版「FoldiMate Family™」を製品化予定である。
FoldimateTM