遅延があらかじめわかっていたら、別の手段を取っていたのに…。そうした自衛策をとるのに役立つサービスがロンドン地下鉄で始まった。
ツイッターとタグを組み、遅延情報をダイレクトメッセージでユーザーにお知らせするというものだ。
・「平日のみ」指定も
この新サービスでは、ロンドン地下鉄のウェブサイトの専用ページで路線を登録しておくと、遅延が発生した時にダイレクトメッセージで遅延アラートを受け取れる。
路線を選択するとき、「平日のみ」「ラッシュアワー時間帯を除く」などといったオプションをつけることも可能で、生活スタイルに合わせて設定できる。
・対象路線を拡大へ
同サービスは現在、パイロット事業として4路線のみで実施されているが、間もなく全15路線で使えるようになる見込み。
ツイッターによると、公共交通機関当局と共同で遅延情報をリアルタイムに発信するサービスを展開するのは初めてという。
公共交通機関の遅延では、往々にして多くの人が影響を受ける。メジャーなSNSを活用して利用客の利便性を向上させるというのは、多くの都市でニーズがありそうだ。
ロンドン地下鉄