CTOのPeter Hortensius氏がプレゼンしたのは、“折り曲げて、腕に巻きつけられるスマートフォン”と“折りたためるタブレット”の2種類。どちらもプロトタイプの段階だ。
・腕時計のように、腕に巻きつける
スマートフォンのほうは「CPlus」という名前で、腕に巻きつけていない状態では、“やけに縦長のスマートフォン”であるが、腕に巻きつけると、ちょうど腕時計のようなかたちになって収まる。
4.26インチ(約10.8センチメートル)のディスプレイが搭載されていて、システムはAndroidで動作する。カラーは12色の展開となるようだ。
・来年のローンチを目指す
同社としては、来年のローンチを目指しているという。ただし、どちらも現状はプロトタイプの段階なので、今後改良が施される可能性はある。
これまでにも、Samsung、LG、Nokiaなどが“折り曲げられる電子デバイス”のコンセプトは発表してきたものの、市場化にこぎ付けたものはない。レノボが本当にこの技術を市場化できるのか、今後注目していきたい。
CPlus