Apple製品を巷で見かけない日はない。今や誰しもが、あのリンゴのマークを知っている。そんなAppleが、ついに電力事業に参入した。
もちろんAppleのことだから、目指すものはクリーンエネルギーだ。最新のソーラーパネル装置による太陽光発電所を建設するという。
・500メガワット以上を太陽光で
Appleの電力事業子会社は、『Apple Energy LLC』という名称になる。現時点で明らかになっている計画によれば、この子会社で総発電量512メガワットの太陽光発電所を運営するという。
Appleはこのクリーンエネルギープロジェクトを開始するにあたり、今年初めに15億ドル(約1600億円)分の債券を発行している。
・今夏にはサービス開始か
この計画は現在、アメリカ連邦エネルギー規制委員会へ書類提出を行っている最中である。従って、今の時点ではまだ認可されてはいない。
だが認可が下りれは計画に弾みがつくのは確実で、独自の太陽光エネルギーは一般のみならず法人向けにも販売されるという。
インドネシアの有力紙Kompasの独自調査によると、Appleの太陽光エネルギーは各種工場にも提供されるとのこと。
そしてAppleは、早ければ今年8月5日にも電力提供サービスを開始するそうだ。これは連邦エネルギー規制委員会の書類審査期間と重なる。「電力イノベーション」の足音は、すぐそこまで近づいている。
The Verge
Kompas