この装置は、伸縮性があり、皮膚に直接貼ることができるというもの。研究チームは、S字カーブが連なる特定の回路を構築することで、この技術を開発。
回路を破壊することなく伸縮させることができ、外部からの刺激や干渉から回路のデータも保護できるという。
・医療ツールとしてだけでなく、身の回りの生活でも
この技術が医療の分野で活用されれば、ケーブルやコードなどを使わずに、医療スタッフが患者のことをモニターすることができるため、体調管理等のツールとしてその効果が期待されている。
また、医療機関のみならず、私たちの身の回りの生活の場でも活躍してくれそうだ。例えば、無線機能を組み込み皮膚に装着することで、家中の製品を自在に動かすことも可能に。
腕の皮膚に付着させた端末軽く叩くことによって家の中の明かりを変化させたり、たった1回のジェスチャーによってテレビのボリュームを自在に変えることもできるようになるという。
もちろん、そこまで実用的になるにはまだまだ時間がかかるかもしれない。しかし、この技術が実用化されれば医療分野のみならず、私たちの身の回りの生活にも大きな変化がもたらされることであろう。
University of Wisconsin–Madison
huffingtonpost