料理は手間がかかるものだ。何を作ろうかと思い悩んだり、あるいは食材を買い集めるのも一苦労だったりする。作ろうと意気込んで買い物したものの、結局は食材を駄目にしてしまった経験がある人も少なくないだろう。「Blue Apron」はそうした人のために、食材とレシピを最大週3回宅配するサービスを展開している。米国のニューヨーク州など北東部を中心に展開してきたが、このほど300万ドル増資し、全国展開を目指す。

昨年から始まったこのサービス、現在のところ米国の約半分をカバーしているという。毎週約6000食をデリバリーしており、このほどベジタリアンメニューも選択肢に加わった。サイトでアカウントを作成すると、プロが考案している肉、魚、ベジタリアンのメニューの中から選ぶようになっている。キャンセルや追加もサイトでできる。

宅配する材料の品質について「近所のスーパーで買うよりかなり新鮮」と自信を見せる同サービスのもう1つの売りは、調理時間が最大でも35分ということだ。材料はすべて計量されていて、詳しいレシピも同封されているので仕事などで忙しい人にはかなり使えるサービスかもしれない。価格は１食（１人分）あたり9.99ドル。

Blue Apron