オーストリアにベースを置く「Tagtool」は、iPadを用いて落書きを作成できるツール。ユーザーは自分の指を使って、線を書いたり、色を塗ったり、グラデーションをつけたりして、自由に落書きを描くことができる。また、描いたオブジェクトに動きをつけて、アニメーションを作成することも可能だ。
さらに、これらの作成した落書きは、壁や建物など、物体の表面に投影できるため、プレゼンテーションの場などで、大スクリーン上にアニメーションを表示したり、Apple TVを使ってストリーミング再生するなど、効果的に落書きデータを活用することができそうだ。しかも、この「Tagtool」は、Wi-Fiを通じてiPad同士を連動させることができるので、1つのチームとして数人で落書きをアニメーションさせるような、ダイナミックなパフォーマンスも可能になっている。
「Tagtool」は、iPad 2バージョン以降に対応。プロジェクターやテレビ上に、落書きデータを投影して利用する際には、AVアダプターが必要だ。
Tagtool