その絵文字が、さらに充実する。Unicodeを制定した米国の非営利団体、ユニコードコンソーシアムは、新しい絵文字72個を今月下旬にも新Unicodeバージョン9.0に加えると発表した。
・オリンピックを意識?
追加される絵文字は、その時のトレンドを反映しているものが多い。今回、まず目を引くのは、スポーツの充実ぶりだ。今夏開催されるオリンピックを意識しているのか、レスリングや体操、水球、フェンシングの選手や、柔道着の絵文字もある。
また、数字入りの金、銀、銅メダルも。オリンピック開催時には世界中で活躍しそうだ。
・動物や食べ物も充実
その他には、最近のトレンドを表して自撮りが加わり、また性差別をなくそうと意識してか女性版サンタも。
また、動物類も一気に増え、ゴリラにキツネ、シカ、サイなどが並ぶ。鳥類のフクロウやアヒルなどは、ほのぼのしていて人気を集めそう。一方で、トカゲやサメといった、利用シーンがかなり限定されそうなものもある。
グルメの人には、アボカドやバゲット、パエリアなどの食べ物の絵文字も重宝しそうだ。
新バージョン9.0は今月21日に認可され、間もなく使えるようになる見込み。いち早く新絵文字をチェックしたい人はこちらからどうぞ。