というのも、今回紹介するのは、本物にも劣らない最新のゴキブリロボット「JumpRoACH」。徘徊するだけでなく、なんと1.5メートルもジャンプするというシロモノだ。
・ほぼ垂直にジャンプ!
JumpRoACHは韓国のソウル大学と、米国のカルフォルニア大学バークレー校の研究チームが共同開発した。
最大の特徴は、バネのような足を使って1.5メートルもジャンプすること。しかも、デモビデオをみるとほぼ垂直方向に飛べる。これは実物以上の能力だろう。
・ひっくり返っても自力で
さらに、このゴキブリ、着地に失敗するなどして仰向けにひっくり返っても、自力で態勢を整えることができる。
その際は、本物さながら背中の羽を開いて動かすことで体を左右どちらかに傾け、見事ターンする。そして何事もなかったかのように徘徊する姿は、いつの時代もたくましく生き延びてきたゴキブリそのものだ。
ロボットというと人の役にたつように開発されることがほとんどだが、このゴキブリは多くの人に歓迎される類のものではなさそう。しかし、ロボット技術の進歩は認められる。
実際、JumpRoACHがどんなふうに動くか見たい人は、こちらからどうぞ。