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空港でレストランを展開する「OTG」、iPadを活用した13言語でのメニューを試験運用

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OTG海外のレストランで、外国語でのオーダーがうまく伝わらなかったという経験はないだろうか。米国やカナダの主要空港でレストランなどを展開している「OTG」は、英語が第一言語ではない客によりスムーズに対応しようと、iPadを活用した13言語によるメニューの試験運用を始めた。同社CEOによると、売り上げが増えるなどの成果が出ており、今後は店舗全体で活用するとともに、対応する言語を増やす。

OTGは昨年、iPadを導入したばかり。各席にiPadを設置し、客はiPadを操作して注文できるようになっている。iPadを使って無料でFacebookやTwitterにアクセスできるほか、フライト情報のチェックもできるため旅行者の好評を得ている。そして今回追加したのが、英語以外の言語でメニューをオーダーできる機能だ。国旗のボタンを押すと、選んだ言語でメニューが表示される。現在13言語に対応しているが、近く20言語に増やすという。

同社は国際線を多く抱える北米のハブ空港で150店以上の飲食店を展開している。CEOは「例えば、カナダ・トロントのPearson空港を利用する人のうち、英語を第一言語とする人は40%にすぎない」と指摘し、多言語対応について「客の利便性や快適性を追求したもの」と語っている。

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