その後継機種となる「Pebble 2」と併せて発表されたデバイス「Pebble Core」が、Kickstaterに登場。ITアーリーアダプターたちの熱視線を、独り占めしている。
・1台で4役をこなすスーパーデバイス
そもそも「Pebble」自体、スマートウォッチの中でも、かなり通好みのもの。バッテリーの寿命が長く、カスタマイズも可能。ウェアラブルマニアの間でも評価が高く、いまだに根強い人気を誇っている。
今回は、後継品の「Pebble 2」と姉妹品の「Pebble Time 2」を同時リリース。心拍センサーや音声メモ、音声入力に利用できるマイクを搭載するなど、前作に比べて格段に機能が向上していることは、言うまでもない。
これだけでも十分満足なのだが、注目すべきは、並行して開発されたデバイス「Pebble Core」の方だろう。手の中に納まるコンパクトな筐体に、G対応マイクロSIMスロット 、WiFi 、Bluetooth 、GPS 、マイクを搭載したマイクロウェアラブル・コンピューター。これ1台で、有線またはBluetooth ヘッドホンと接続しての音楽再生、GPSによるフィットネス系音声の通知、マイクを使った音声ノート、緊急時の位置情報付きSOSおよび SMS送信が可能となる。
・単体でも使用可能
さらに便利なのは、スマートウォッチなしで、単体でも使えるところ。Androidベース端末としてはもちろん、貴重品やペット用のGPSトラッキング端末にしたり、リモコンやスイッチに活用するなど、さまざまな使い方ができるという。
人気シリーズのため、資金は当然、予定金額にあっさりと到達。完売も時間の問題かもしれない。
「Pebble Core」での支援は、現在79ドル(約8,770円)から受け付け中。プロジェクト公開は、6月30日まで。
Pebble Core/Kickstater