Apple Payに代表されるように、最近はスマホに決済機能を持たせるタイプが増えてきている。
常に持ち歩くスマホで支払いができるのは確かに便利だが、問題は先行する米国ですら対応レジがさほど浸透していないこと。
そこで登場したのが、通常のクレジットカードのように使えるスマートカード「Spendwallet」だ。カード20枚を集約でき、しかもクレジットカード対応のレジならどこでも使える。
・名刺入れサイズ
Spendwalletは7.6×12センチと名刺入れほどの大きさ。厚さ5.8ミリ、重さ65グラムと持ち歩くのに邪魔にならないサイズだ。
コンパクトながら、クレジットカードやデビットカード、ギフトカードなど20枚分を集約できるというのが売り。
・スマホとシンク
使うには、まず専用アプリをスマホにダウンロードする。スマホのイヤホンジャックに専用リーダーをさし、カード情報を読み取る。
その上で、スマホとSpendwalletをBluetoothでシンクさせれば、Spendwalletが使えるようになる。
・支払いはかざすだけ
実際に支払うには、通常のクレジットカードをスワイプするリーダー部分にかざすだけでいい。
もちろん、どのカードを支払いに使うかはその都度選べるようになっていて、使用時にだけ現れるLEDディスプレーに「VISA」などと表示される。
・置き忘れ防止機能も
カードの取り扱いで重要なのがセキュリティーだが、情報は全て暗号化されている。
また、スマホとSpendwalletが20メートルほど離れるとスマホにアラートが送られるので置き忘れを防げる。万が一、盗難に遭うなどして紛失した場合、データ自動削除の機能もある。
カード類が財布にたくさん入っているという人や、支払いをよりスマートにしたいという人に便利そうなSpendwallet、今ならクラウドファンディングサイトIndiegogoで99ドル(約1万1000円)の出資で入手できる。
出資期限は6月15日、発送は今年10月を予定している。
Spendwallet/Indiegogo