・バリスタじゃなくても“コーヒーアート”が楽しめる
そんなコーヒーアートを、バリスタでなくてもをつくれるのが、インクジェットと3Dプリントの技術を活用した「Ripple Maker」というコーヒーフォーム3Dプリンター。どちらかというと、個人利用向けというよりは、喫茶店などのビジネス向けのツールだ。
本体の大きさは、幅210×奥行270×高さ495ミリメートルで、重さは16キログラム。コンパクトなサイズになっていて、WiFi通信機能を保有している。
・完成まではわずか10秒ほど
プリンターはコーヒーミルクフォームを“白いキャンバス”に、「Ripple Pod」というタンクから抽出されるコーヒーを“インク”に見立てて、インクでキャンバスに絵を描くように、“コーヒーアート”を完成させる。
それも、わずか10秒ほどで完成するというからスゴイ。最大110ミリメートルの幅のカップまで対応可能だという。
・専用アプリ、ライブラリを用意
専用のライブラリが用意されているので、アプリを通じて、そこから好きな画像、写真、メッセージを選んでもよいし、ユーザーが自らオリジナルのコーヒーアートを制作してアップロードすることもできる。
「Ripple Pod」が導入されている店を訪れた客自身が、持ち寄ったデータをカプチーノやラテのコーヒーアートにする、なんてことも可能。
アプリでアートの明るさやコントラストを微調整して、満足いく仕上がりを目指そう。
・位置情報との連動も
また、この“コーヒーアート体験”は位置情報と連動させることもでき、これまでの履歴を閲覧して、どこの店で、現在地からどれくらいの距離なのかチェックしたりもできる。
まさにオリジナルの、他にはないコーヒータイムを楽しめそうだ。
Ripple Maker