“禅”とテクノロジーとの出会いを謳う、「Gravity」というBluetoothスピーカーは、目を引くスマートなデザインでとってもオシャレ。透明のディスプレイ部分によって、本体が中空に浮いているように見える。
左右非対称のアシンメトリーなデザインが魅力的だ。インテリアとマッチするビジュアルと、高音質のHi-Fiサウンドを同時に実現した。
・デザインは日本人デザイナーが担当
デザインを担当したのは、日本人プロダクトデザイナーの坪井 浩尚氏。多摩美術大学環境デザイン科を卒業後、曹洞宗總持寺で修行したという、異色の経験をもつ。
・光のプリズムの屈折を利用したユニークなディスプレイ
「Gravity」の1番の特徴はそのディスプレイにある。アクリルの透明ディスプレイには、音楽を流すと曲目やアーティスト名などの音楽情報が“浮かび上がる”ように映し出される。
これはスピーカーの独自構造によるもの。本当のスクリーン部分に表示されているイメージが、光のプリズムの屈折によって投影され、“仮想のイメージ”がユーザーの視点の高さに映し出されて見える。
それを実現したのが“Half Mirror”という独自の素材。薄い膜にも似たプラスチック素材でできていて、バックグラウンドの本当のスクリーン部分からの色を透過させる働きをするという。
・スピーカーとしての機能も抜群!
スピーカーの音を放出する部分には、特殊なポリエステル繊維が使われており、耐塵性で、音の放出によって磨耗しないように配慮されている。
もちろん、スピーカー機能としても優れていて、二重の“共振隔壁”、20ワットのダブルドライブユニットが低音を安定させ、ハイクオリティなチップが“歪み率”を減少。70~2万kHzを網羅するため、フルレンジの音楽体験を楽しめる。
・専用アプリで操作しよう
スピーカーはBluetoothを通じて、わずか3つの簡単ステップでWi-Fiに接続が可能だ。iOS・Android対応の専用のアプリを使って、さまざまなインターネットの音楽サービスに接続し、好きな音楽を流して楽しもう。
興味がある人は、クラウドファンディングサイトIndiegogoをチェック。市場予定価格249ドル(約2万7300円)のところ、199ドル(約2万1800円)で、プレオーダーを受付中。
Gravity