そして今回紹介するのは、アプリではなくウェアラブルキーボードの「TAP」。片手にはめてタップすることで手元を見なくても高速で文字入力できるという画期的なものだ。
・表面ならどこでも使える!
TAPはスマホなどとBluetoothで連携する。5つの穴に指を通すと、内蔵するセンサーが指の動きを捉え、それにより文字入力を行う。
使うときは、机の上だけでなく、膝や頭といった身体、自転車のハンドル、壁などを物理的にタップする。
・指の組み合わせ31通りで入力
では、実際にどうやって文字を使い分けるかというと、指の組み合わせでコントロールする。
例えば、「A」は親指でタップという風にそれぞれの指は母音となる。母音以外の文字や数字は、親指と中指を同時にタップするという風に指の組み合わせによる。
この指の使い方は全部で31通りあり、専用のゲームで1時間ほど練習すれば使いこなせるようになるとのこと。
・スマートウォッチの可能性も広げる?
スマホ用キーボードとしたが、実際にはタブレットやスマートウォッチなどでも使える。スクリーンが小さく操作がやや難しいという点では、スマートウォッチの用途を広げるものにもなりそうだ。
TAPの充電はマイクロUSBケーブルで行い、1回のフル充電で4時間の使用が可能。現在、ベータテストが行われていて、年内にも発売される見込みとなっている(価格未定)。
TAP