最近よく耳にするシックハウス症候群も、室内空気の汚染によって引き起こされるもの。放っておくと重度の健康被害を起こしかねないので、幼児や高齢者がいる家庭は、特に注意が必要だ。
しかし、部屋の中がどういう状態にあるか、人間の力で感知するのは至難の技。そこで利用したいのが、この機器。室内空気の汚染を検出するスマートセンサー「uHoo」だ。
・温度や湿度など、8項目を管理
温度や湿度をはじめ、8つの項目を管理する「uHoo」。二酸化炭素その他の状態がどうなっているか、常時専用アプリに表示される仕組みだ。
数値の可視化は、室内を安全に保つための迅速な行動につながる。二酸化炭素の数値が高いなら、窓を開けて空気を入れ替えればいい。大気中化学物質の量が多ければ、そうした問題を起こしやすいホームクリーニング製品の使用を避ける。
花粉などの粒子状物質が上がっているときは、まめに拭き掃除を。オゾンが上昇していたら、電子機器の電源を切るようにする。本品開発の目的は、こうした行動の喚起にあるのだ。
・汚染がひどいときはアラート通知
汚染レベルが特にひどい場合は、スマホからアラートが通知される。ユーザーの他、家族や友人にも同時送信。本人が不在でも、家の中にいる誰かが、対応できるというわけだ。
製品は現在、Indiegogoに出品中。プレオーダー価格は、89ドル(約9,700円)から。支援受け付けは、6月9日まで。出荷開始は、12月を予定している。
uHoo/Indiegogo