・子どもが使いやすいよう、さまざまな配慮
3Dプリントの技術を子ども世代にも開く一方、非常にシンプルな使用方法に加え、安全性にも配慮されているのが特徴だ。PCやスマートフォンと接続して、専用アプリから操作ができる。
本体はすでに完成形に組み立てられて手元に届けられるので、子どもでもすぐに使える。それをPCまたはiPad、iPhoneと接続し、プリント素材となるフィラメントスプールを本体にセット。あとはアプリの指示に従ってタップするだけ。
本体に使われている金属素材やスクリューは、動作中には熱くなり、触れるとヤケドする心配があるが、隠されて設置されているので、子どもがイタズラしてケガをしないように配慮されている。
・生分解性があるフィラメントは土に還る
また、「MiniToy」で使うフィラメントは有毒性がなく、生分解性があり、環境に優しいPLA樹脂(ポリ乳酸)素材でできている。不要になった後も、土に還るので環境への負担も少ない。
本体の大きさは170x130x140ミリメートルと、ある程度の大きさのオブジェクトを出力するに十分なスペース。0.4ミリメートルのノズルを搭載、毎秒30~300ミリメートルの出力スピードを誇る。SDカードにも対応している。
・専用コミュニティも
専用のコミュニティも用意されているので、出力したいオブジェクトを探したり、シェアしたりもできて楽しい。
2016年香港で開催された“Global Sources Electronics Fair”で“Most Promising Electronics Gadgets”を受賞し、注目を集める「MiniToy 3D Printer」。6月25日まで出資を受け付けている。超早期予約プランは199ドル(約2万1700円)~だが、すでに売り切れ続出のようだ。
MiniToy 3D Printer