チームメンバーはRachel Been氏、Agustin Fonts氏、 Nicole Bleuel氏、Mark Davis氏の4人。チームとしては年内にも絵文字が認可され、一般公開ができるようになることを期待している。
・今や絵文字は世界用語
“絵文字”は元々日本語だが、2013年には“オックスフォード英語辞典”に登録されるほど、世界でも一般的になっている。
Procter & Gamble(プロクター・アンド・ギャンブル、P&G)社の調査によると、絵文字のヘビーユーザーは16~24歳の若い女性。しかし、これまでの絵文字のラインナップには、そもそも女性のアイコンが限られていて、あったとしてもいわゆる“典型的な女性像”のアイコンしかなかった。
・社会進出し、働く女性の姿を反映
世界の産業や経済界でも働く女性は、今や欠かせない重要な存在になっているのにも関わらず、世界の現状にそぐっていない。
そこで、チームは社会に進出し、働く女性たちの姿を反映した、新しい絵文字を13点を新たに開発。農業(農具を持った姿)、教育(教師、学生)、ヘルスケア(医師)、科学(白衣で試験管を持った姿)、フードサービス(コック帽姿)といったアイコンだ。
現在は、ユニコードコンソーシアムの認可待ち。ユニコードコンソーシアムでは、これまでにもさまざまな人種の肌の色に合わせて肌色を追加するなど、改良を加えてきた。もし、これが認可されれば、絵文字界に新たな1ページが刻まれることになりそうだ。
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