2016年2月時点で291言語で展開され、2001年の創設以来、3865万件もの項目が公開されている。
そして、2016年、美食の国イタリアから、食材に特化した“Wikipedia”が誕生した。
・世界中の食材の知識が集まる“Wikipedia”
イタリア人起業家3名によって2016年1月に開発された「Flick on Food(フリック・オン・フード)」は、食材の起源や歴史、変種から、レシピ、ことわざに至るまで、食材にまつわる知識が集まったスマートフォンアプリ。
アプリを立ち上げるたびに、画面に表示される食材が変わり、スマートフォンをタップすると、その食材についてさらに詳しく調べていくことができる。
・美食の国イタリアが生んだ、食材探求アプリ
また、「Flick on Food」は、Wikipediaのように、一般ユーザーが、画像をアップロードしたり、テキストを投稿することで、食材にまつわる知識や情報を追加したり、編集できるのが特徴。
たとえば、その地域の風土によって独自に生み出される地域食材を「Flick on Food」に投稿することで、ローカルな食文化をグローバルに発信することもできるわけだ。
「Flick on Food」は、各地域が食材を活かした料理を受け継ぎ、食への探究心に溢れるイタリアらしいスマホアプリといえよう。
Flick on Food