韓国や米国の報道によると、広げると7インチのスクリーンとなる折りたたみ式のスマホの生産を今年中に開始し、来年から販売する計画という。
・閉じると普通サイズ
サムソンでは「Project Valley」と銘打ったプロジェクトで折りたたみ式スマホの開発が進められている。
このスマホは手帳のように通常は閉じた状態で携帯し、使用するときに広げるというタイプ。閉じている時のサイズは現在流通するスマホとほぼ同じだが、広げるとスクリーンは7インチにもなる。
これはiPad miniの大きさに相当し、つまりスマホでありながらタブレット端末のように使えるのが売りとなる。
・OLEDディスプレーの開発に3年
この折りたたみ式スマホの鍵を握るのが、曲げ伸ばしが可能なOLEDディスプレー。この開発にサムスンは3年ほど前から取り組んできたという。
先日、アップルのiPhone販売台数が発売以来、初めて減少したというニュースがあったが、スマホ市場はすでに飽和状態というのが大方の見方だ。そうした中で、この折りたたみ式スマホは新たなマーケットを開拓できるのでは、と期待がかかる。
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