サイクルコンピューター(サイコン)は、自転車に取り付けて速度や走行距離などを測定するガジェット。
最近では、こうしたベーシックな機能に心拍や消費カロリー測定といったフィットネストラッカー的な要素も加わったタイプが主流になっている。
そしてこのほど登場した「Xplova X5」はさらに上を行く。一般的な機能を網羅した上で、搭載する広角HDカメラで自動録画ができるほか、内蔵GPSによるナビゲーション機能も備えているというものだ。
・映像のシェアも簡単
Xplova X5は、サイクリストが走行中でも簡単に操作できるようタッチディスプレーであるとともに物理的なボタンも付いている。
そして進行方向側に付いているカメラはマニュアルで操作できるほか、心拍数やスピードが設定値を超えたら自動録画が始まるように設定することが可能。
また、山の頂上など、サイクリストの関心を引くような風景なども自動撮影できるとのこと。
こうしてとらえられた映像は、すぐに仲間とシェアできる。内蔵する3Gデータ通信でソーシャルメディアに投稿するというのもありだ。
・ツーリング仲間の位置確認も
GPSによる位置情報の確認や、ナビゲーションの機能も便利そうだ。特に、馴染みのないルートを走る時、次のサービスエリアまであとどれくらいあるのか、などがわかるとありがたい。
先に触れた3Gデータ通信では、仲間がどの辺りを走っているかも確認できるので、ツーリングなどにはうってつけだろう。
その他のスペックとしては、フル充電で16時間以上駆動し、防水機能(IPX7相当)も備えている。
サイクリスト垂涎のこのガジェット、間もなく発売される見込みだが、今のところ価格は明らかにされていない。
Xplova X5