装置を利用するための契約はなく、防犯アラームの管理を個人の携帯やパソコンで行ったら費用はかからない。ただ、内蔵されている3Gセルラーチップを活用した監視システムを利用するというオプションもあり、こちらは月額10ドル。システムがアラームを監視し、必要な時はシステムから警察に通報が行く仕組みになっている。
装置の取り外しや取り付けは簡単で、引越しなどがあっても何度でも利用できるのも売りだ。利用をやめたり、あるいは装置を加えたりするのもOK。装置の基本はベースとセンサーだが、外形やカラーは消費者の好みでオーダーできるという。価格は120ドルから。
この装置を開発したSandbox Industriesの副社長は開発背景について「既存の防犯装置はとても高価で、取り付けや取り外しがままならない。しかも装置は有線であることが多く、取り付けには専門業者を呼ばなければならない。また、契約年数のしばりがあるなど消費者本位ではない」と語り、自社の商品に自信を見せている。
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